2015年

7月

26日

藤村さん「誠への道」

 「誠への道」 

                  2015年6月22日



夏目漱石の「それから」を毎日読んでいる。

すると、誠実・熱誠・誠の愛、そして「誠の句」(13回)も出てくる。

日露戦争を比喩していた心を感じた。

誠は、うそ・偽りのないことを言う。


人間は誠を持って生まれてくるが、欲があるため誠を実現できない。

100年前に誠を持った人類の少なさを見抜いていた。

そして現在もそうである。


インパール作戦で兵を食糧なしで戦わせ餓死させ、満州では民を見棄て、沖縄では民を守らなかった。

これが戦争の現実で、わずか70年前のことである。


さて、現在はこの誠を実践するプロセスにあるのか。

集団的自衛権では、誰が何を自衛するのか。

主体は国家であろう。

だが歴史の教訓として緊急時に国家は類に値しないことがわかる。

そして自衛して守るべきものは、国家の命や健康であるが指揮命令するのは最高権力者になる。

その指揮者が国会で二回もヤジを飛ばし、丁寧な説明をしたいと言う。

誰が納得するだろう。


こらえ性のない人間に冷静で客観的な判断はできない。

不適格であるという認識を本人ができない以上、周囲が辞職を勧告することが必要だ。

不断の努力(憲法第12条)があってこその憲法である以上、国会で職場で駅頭で

「戦争させない!」と声をあげよう。


私も駅頭主張する。

誠(=人)への道と信じて。

               以上